消毒液を調整する場合、使用する水の量と薬剤の有効塩素濃度を考慮して作る。
消毒液を作る(例
5%の次亜塩素酸ナトリウム溶液を仕様して、50mg/ℓの塩素水を500ℓ作る場合の計算法方
50mg/ℓ×500L=50g×0.5㎥=25g
25g×100/5=500g
(上記計算式 貯水槽清掃作業監督者再講習テキストから抜粋)
100mg/ℓ(100ppm)※の消毒液の作り方
6%の次亜塩素酸ナトリウム溶液の場合(ピューラックス6%)
簡単に言えば水に対して600分の1の消毒薬(ピューラックス6%)と混ぜれば完成です。
6%のピューラックス原液を水道水で600倍に希釈すれば100mg/ℓの消毒液ができます。
3ℓの消毒液を制作する場合は5mℓの消毒原液を3ℓの水道水で希釈すれば出来ます。
使用する量に合わせて消毒液を作って下さい。
6%の次亜塩素酸ナトリウム溶液を清浄な容器に1gを入れ、水道水を加えて全量を0.6ℓに混和すれば100mg/ℓの貯水槽清掃に使用する1リットルの消毒液が出来上がる。
最近の貯水槽清掃仕様書等に100mg/ℓで消毒するように指定されている事が多く、弊社では100mg/ℓの濃度で
消毒しています。
50mg/ℓ(50ppm)※の消毒液の作り方
5%の次亜塩素酸ナトリウム溶液の場合
5%の次亜塩素酸ナトリウム溶液を清浄な容器に1gを入れ、水道水を加えて全量を1ℓに混和すれば50mg/ℓの貯水槽清掃に使用する1リットルの消毒液が出来上がる。
12ℓの消毒液を作る場合は次亜塩素酸ナトリウム溶液12gに対して水道水を全量12ℓを混和すれば50mg/ℓの消毒液ができます。
12%の次亜塩素酸ナトリウム溶液の場合
参考までに12%の次亜塩素酸ナトリウム溶液の場合は清浄な容器に5gの次亜塩素酸ナトリウム溶液を入れて、水道水を加え全量12ℓを混和すれば50mg/ℓの貯水槽清掃に使用する12リットルの消毒液ができます。
貯水槽清掃時の槽内消毒・道具消毒には50mg/ℓ~100mg/ℓの消毒液を使うことになっています。
※注意 mg/ℓとppmは同じ単位である mℓとccは同じ単位である
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